トリケミカル研究所が大幅続落、第１四半期経常益８％増も上半期計画進捗率４７％

　トリケミカル研究所<4369.T>が大幅続落となっている。同社は５月３１日取引終了後に、１７年１月期第１四半期（２～４月）の単独決算を発表。経常利益は２億３３００万円（前年同期比８．４％増）となったが、上半期計画４億９０００万円に対する進捗率が４７．６％にとどまったことが嫌気されているもよう。また、５月３０日に上場来高値を更新したばかりとあって、目先の材料出尽くしとなっている面もあるようだ。

　売上高は１４億８００万円（同１５．７％増）で着地。日本や台湾で販売活動に注力したことが功を奏したほか、生産体制の強化や経費削減に取り組んだことが増益につながった。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）