【買い】アズジェント（4288）黒転はサプライズ。1615円超えからがスタート。

■業績予想開示

情報セキュリティ分野に強い、大手金融、保険会社、証券会社、データセンターを顧客にもつサイバーセキュリティ関連銘柄。

大きく動いた1月30には、同社の販売するファイル無害化ソリューション[Secure Data Sanitization]が、地方公共団体の情報セキュリティ強化対策におけるファイル無害化対策として、33都道府県内において導入されたと発表。
1000円を背に堅調な動きを続け、3月1日には従来無配としていた17年3月期の期末一括配当を5円実施し、2期ぶりに復配と発表したことが好感されました。

3月8日から調整に入っており、25日線までの下落を強いられましたが、29日の非開示だった業績予想開示から反転。
黒転予想もポジティブですが、四季報に載っていた予想よりも上回ってきていることがサプライズ。

以下は、29日の開示情報。

アズジェント [ＪＱ]が一時295円ストップ高の1615円まで上昇する場面があった。29日朝、同社が非開示だった17年3月期の業績予想は経常損益(非連結)が3.3億円の黒字(前期は2.6億円の赤字)に浮上する見通しと発表したことが買い材料視された。

サイバー攻撃の被害が増加するなか、地方自治体向けにVOTIRO社のファイル無害化ソリューション「Secure Data Sanitization」の販売が進んだことが寄与する。「Secure Data Sanitization」は2月末時点で41の都道府県へ導入した。同社は来期以降も政府系をはじめとするセキュリティ需要は引き続き好調に推移する予測としており、来期業績の拡大を期待する買いも入っているようだ。

[出典：株探]

29日から高値は更新していませんが、今週どこかで1615円ラインを超えてくるとスタートとなりそうです。