ダイセルは豊田合成と資本・業務提携、相互に１０億円相当の株式持ち合う◇

　ダイセル<4202.T>は１９日取引終了後、豊田合成<7282.T>と両社が１０億円を目安に同等金額の普通株式を持ち合う形での資本・業務提携に合意したと発表した。

　自動車産業は、電気自動車・燃料電池車・自動運転の進展など大きな環境変化の中にあり、自動車部品についても将来を見据えたさまざまな変化・進化が求められている。こうした状況に対応するため、ダイセル、豊田合成の両社は、「安全性の分野」および合成樹脂材料での「新素材の分野」を中心に協力関係を強化するとともに資本提携を行い、より良い製品の市場供給を図りたいとしている。

　なお、協力関係強化および資本提携が、１８年３月期の両社の連結業績に与える影響は軽微としている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）