大有機化が反落、第２四半期３０．３％営業増益も買い一巡後は目先売りに押される

　大阪有機化学工業<4187.T>が反落。同社は７日の取引終了後、１６年１１月期第２四半期累計（１５年１２月～１６年５月）の連結決算を発表。売上高は１１６億５５００万円（前年同期比１．９％減）、営業利益は１０億８１００万円（同３０．３％増）、純利益は９億７７００万円（同６３．６％増）と大幅な増益を達成したが、買い一巡後は目先的な売りに押されている。化成品事業では原価低減の効果などが表面化、機能化学品事業も利益率の高い製品が増加している。

　通期業績は売上高２４５億円（前期比３．３％増）、営業利益１８億円（同１４．０％増）、純利益１４億３０００万円（同９．９％増）と従来見通しを据え置いた。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）