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三井化学

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【買い】三井化学㈱(4183)調整入るも続伸期待!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2015/08/01 14:08

上期経常利益予想は2.2倍上方修正。ナフサクラッカーの稼働が好調。

■注目銘柄
三井化学㈱(4183)

■注目理由
三井グループの総合化学メーカー。山口県和木町で工場を開業して以後、事業拡大、海外展開を行い、三井東圧化学と三井石油化学工業との合併を経て、1997年に三井化学となった。総合化学4位、石油化学の比率が高く、ペットボトル原料のPETペレットやポリエチレン、ポリプロピレンの触媒など日常品の様々な原材料を市場に供給している。東京都港区に本社を置く。

2020年近傍までの目標として、売上高1兆8,000億円、純利益500億円、総資産営業利益(ROA)6%達成、14中計3か年は、営業利益600億円、純利益300億円を目指す。

平成27年3月期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)における売上高は1兆5,501億円(前期比△1.0%)、営業利益420億円(同+68.8%)、経常利益444億円(同+97.2%)、当期純利益173億円(前期実績△251.3億円)。化学業界は全般的に改善方向に向かっており、同社の戦略では「モビリティ」「ヘルスケア」「フード&パッケージング」の3分野の集中拡大を推進。売上が前期比で減少した自由については、主にナフサなど原燃料価格上昇や円安による販売価格改善の影響があったこと、および石化事業におけるプラント稼働率上昇による増販や機能化学品事業における歯科材料の増販があったものの、前期の決算期変更影響がなくなったことや基礎化学品事業における子会社持分法関連会社への整理変更などによる影響があったことによる。営業利益は、営業利益が主に基礎化学品事業および機能樹脂事業の交易条件改善や基礎化学品事業における固定費削減による影響で増加。経常利益は営業利益が増加したことに加え、為替差益が増加したことなどによる影響で増加。また、前期に計上したポリウレタン材料事業およびフェノール事業における事業再構築費用がなくなったことなどにより特別損益は86億円の損失(前期に比べ244億円改善)となり、当期純損益は前期比で424億円改善となった。
(出典:平成27年3月期決算短信〔日本基準〕(連結))

7月22日朝8:40、業績修正を発表。16年3月期第2四半期累計の連結経常利益予想が従来の140億円から310億円(前年同期は194億円)に2.2倍上方修正、一転して59.6%増益見通しとなった。通期の経常利益予想は従来通り470億円(前期は444億円)に据え置き。修正の理由は、ナフサクラッカーの稼働が高水準で推移していることに加え、北中米を中心に海外PPコンパウンド事業が順調に拡大していることから、石化事業の収益が増加する見込みであること。また機能樹脂事業やフード&パッケージング事業等における販売数量増加も見込まれることによる。
(出典:2015年7月22日 Kabutanニュース)

26週移動平均線は上昇中。MACDはプラスを推移しており上昇傾向はしばらく続くと予測する。22日の業績修正を受け株価が急騰、年初来高値をつけた後27日には約6%下落。とはいえ上昇トレンドはまだ続くと見られ、今後下がっても450円水準で反発するのではないか。

直近の株価はPER18.46倍、PBR1.14倍、配当利回り1.30%となっている。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想
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