三井化学、今期最終を4％上方修正・最高益予想を上乗せ

　三井化学 <4183> が11月5日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比7.7倍の739億円に急拡大し、従来予想の620億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の995億円→1030億円(前期は578億円)に3.5％上方修正し、増益率が71.9％増→78.0％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比39.8％減の290億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比2.6倍の313億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.4％→11.1％に大幅改善した。

株探ニュース