ｅＢＡＳＥが大幅高、１対２株の株式分割と増配を発表

　ｅＢＡＳＥ<3835.T>が大幅高し年初来高値を更新している。午前１１時ごろ、９月３０日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。株式の流動性を高めて投資しやすい環境を整えることで、投資家層の拡大を図るのが狙い。なお、効力発生日は１０月１日の予定。

　また、同時に発表した１８年３月期の連結業績予想で、売上高３６億６０００万円（前期比２．２％増）、営業利益８億２１００万円（同０．９％減）、純利益５億６７００万円（同横ばい）と営業減益を見込むものの、年間配当を前期の２０円から３４円６０銭（普通配当２９円６０銭、記念配当５円）に増配するとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。

　なお、１７年３月期決算は、売上高３５億８０００万円（前の期比０．４％増）、営業利益８億２８００万円（同１８．８％増）、純利益５億６６００万円（同１９．４％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）