【売り】㈱イグニス（3689）子会社提供ゲームの2周年記念キャンペーン開始も上値重い。しばらく様子見が無難か= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱イグニス（3689）

スマホ向けアプリの企画、制作、運営を行う。

■注目理由
2月13日に決算を発表。
平成28年9月期代四半期（平成28年10月1日～平成28年12月31日）の業績は、前年同期比で売上高+7.2％と増収ながら、経常利益は△66.5％で減益に着地。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率も前年同期の31.0％→10.5％に急低下しており、やや苦戦しているようだ。

同社は20日、子会社のスタジオキングが提供している新感覚スマホRPG「ぼくとドラゴン」の2周年記念キャンペーンを開始したと発表、これを受けて同タイトルがAppRankで4位となっている。（出典：2017年2月21日　株経ONLINE）

しかしながら株価が25日移動平均を下回っており、目先は軟調傾向が続く可能性がある。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
また、2月20日終値時点でPBRは7.54倍となっており、割高感がある。
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。