エニグモ、非開示だった今期経常は8.1倍増で2期ぶり最高益更新へ

　エニグモ <3665> [東証Ｍ] が12月15日大引け後(15:00)に決算を発表。17年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比9.2倍の12億円に急拡大した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比8.1倍の17.5億円を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した11-1月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.4倍の5.4億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の3.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の25.5％→40.2％に急上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社基幹事業でありますソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ）」は、前期のマスキャンペーンによる認知度の向上を背景に、当期に実施している新規会員獲得施策、アクティブ率向上施策及びARPU 維持施策が奏功し、当第３四半期末時点の会員数は、3,721,384 人（前年同四半期比36.22％増）、商品総取扱高は22,497 百万円（前年同四半期比37.46％増）と順調に拡大いたしました。その結果、当第３四半期連結累計期間における当社グループの売上高は2,885 百万円（前年同四半期比52.81％増）、営業利益は1,213 百万円（前年同四半期比798.19％増）、経常利益は1,209 百万円（前年同四半期比816.90％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は792 百万円（前年同四半期は34 百万円の損失）となりました。これらの足元の業績状況を鑑み、通期の業績予想を上記のとおり修正することといたしました。