フェリシモが３日続伸、第１四半期営業損益が黒字転換し上期計画を上回る

　フェリシモ<3396.T>が３日続伸。前週末７日の取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）連結決算が、売上高７３億３３００万円（前年同期比７．４％減）、営業利益２億４６００万円（前年同期５４００万円の赤字）、純利益２億６０００万円（同１億１９００万円の赤字）と黒字転換し、上期計画の営業利益８７００万円を超過達成したことが好感されている。

　定期便（コレクション）事業の延べ顧客数が前年同期を下回ったことで売上高は減収となったが、前期末に固定資産の減損損失を計上した結果、減価償却費が減少したことに加えて、カタログや各種メディア広告などの経費の見直しや計画変更を行ったことが寄与し、損益は黒字に転じた。

　なお、１８年２月期通期業績予想は、売上高３０１億９７００万円（前期比２．３％減）、営業利益６億３１００万円（前期４億９９００万円の赤字）、純利益６億６１００万円（同７５億４８００万円の赤字）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）