コスモ・バイオなどノーベル賞関連株は反落、市場参加者不足で個人投資家資金の回転速い

　コスモ・バイオ<3386.T>、医学生物学研究所<4557.T>、タカラバイオ<4974.T>など前日にノーベル賞関連として買われたバイオ関連株は売りに押される展開。３日の医学生理学賞で、東工大の大隅良典栄誉教授が「オートファジー」のメカニズム解明で受賞を果たし、オートファジーのモニタリング関連試薬などを手掛けるコスモ・バイオや、センサーベクターを開発するタカラバイオ、オートファジーを長年にわたり共同研究している医学生物などが有力関連銘柄として買われていた。しかし、全体市場エネルギーに盛り上がりを欠くなかで個人投資家の資金の回転は速く、きょうは利益確定売りに反落する展開となっている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）