日本管理が大幅続伸、第１四半期はサブリース提案が奏功し２ケタ営業増益

　日本管理センター<3276.T>が大幅続伸。９日取引終了後、１６年１２月期の第１四半期（１～３月）連結決算を発表し、売上高は９９億２２００万円（前年同期比２２．８％増）、営業利益は６億１２００万円（同６６．１％増）と２ケタ増収増益だったことが買いを集めている。

　不動産オーナーへの積極的なサブリース提案が奏功し、管理物件累計戸数は前期末比３６２７戸増の６９９０２戸となり業績を牽引した。また、販売用不動産の売却に伴う収入増も業績向上に寄与した。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いた。売上高４００億円（前期比１４．８％増）、営業利益２１億１８００万円（同２４．１％増）、最終利益１３億８６００万円（同２６．４％増）を見込んでいる。

　同時に発表した４月度管理戸数も好感されている。４月度の管理戸数は７万３５３戸と前年同月比９１６８戸増と４カ月連続で拡大した。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）