物語コーポが５日続伸、８月度既存店６．９％減と苦戦続くも売りが枯れ反騰態勢に

　物語コーポレーション<3097.T>が５日続伸、底値圏離脱の動きを見せている。同社は中部を地盤として「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」などを主力に外食を展開するが、足もとは消費低迷の余波が及んでいる。１５日、８月度の月次売上高（速報値）を発表したが、直営店とＦＣ店合計の既存店売上高は前年同月比６．９％減と低調だった。ただ、株価は８月に入り５０００円台前半のもみ合いを下放れており、今週初め（１２日）には４２１５円まで売られるなど、年初来安値を視界に入れる水準まで下落していた。目先は売り物が枯れた感触で、株価指標面でも割高感に乏しく値ごろ感からの買いが入り始めている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）