ラクーン、小売業以外の流通増加が寄与し第１四半期営業利益は１２．３％増

　衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」を運営するラクーン<3031.T>は３０日取引終了後、１８年４月期の第１四半期（５～７月）連結決算を発表した。売上高は６億１２００万円（前年同期比７．５％増）、営業利益は１億６００万円（同１２．３％増）、最終利益は６９００万円（同１９．９％増）だった。

　第１四半期連結累計期間の流通額は、国内流通額が小売業以外の事業者への流通増加が寄与したことで前年同期比２．５％増。また、海外流通額は同６８．９％増となり、この結果、「スーパーデリバリー」全体の流通額は２５億４０１７万円（前年同期比７．０％増）となった。なお、当第１四半期連結会計年度末での「スーパーデリバリー」の経営指標は、会員小売店数７万５６７１店舗（前期末比５１５１店舗増）、出展企業数１１９８社（同９社増）、商材掲載数６４万６３１７点（同８６６５点増）となった。

　業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高２５億５０００万円（前期比８．１％増）、営業利益４億９０００万円（同１６．４％増）、最終利益３億円（同１７．３％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）