ラクーンは後場下げ幅を縮小、ＡＮＡＰの卸売販売サイト「ＴＦＷ」に「Ｐａｉｄ」を導入◇

　ラクーン<3031.T>は後場下げ幅を縮小。午後２時ごろ、同社のＢｔｏＢ後払い決済サービス「Ｐａｉｄ（ペイド）」が、ＡＮＡＰ<3189.T>の卸売販売サイト「Ｔｏｋｙｏ　Ｆａｓｈｉｏｎ　Ｗｈｏｌｅｓａｌｅ」（ＴＦＷ）にサービスの提供を開始したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。

　「Ｐａｉｄ」は、企業間取引の掛売り（後払い）決済で発生する与信管理から請求、代金回収まで決済周りの業務を一括して代行するサービス。今回、同サービスを導入したＴＦＷは、ＡＮＡＰが１７年４月にオープンした卸売販売サイトで、全国の小売店やネットショップに向けて自社の商品はもちろん、他社メーカーの商品販売も行っており、ＡＮＡＰとしては初のＢｔｏＢサイトとなる。これまでＡＮＡＰでは、既存の取引先に対して自社の掛売りで対応していたが、Ｗｅｂ上での新規取引先に対する掛売り決済は未回収リスクが高いと判断し、ＰａｉｄがＴＷＦの決済手段として導入されたという。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）