マルコが４連騰、全般相場下落のなか好業績銘柄への物色続く◇

　マルコ<9980.T>が４連騰し連日の年初来高値を更新。１５日の取引終了後に発表した１８年３月期の連結業績予想で、売上高１５０億円（前期比１１．９％増）、営業利益１２億円（同８．９倍）、純利益１１億円（同４．１倍）と大幅増益を見込み、また、１７年３月期決算短信で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したことが好感され、１６日と１７日はストップ高比例配分となっていたが、この基調が継続している。

　また、マルコと同じくＲＩＺＡＰグループ<2928.SP>傘下で、１５日に１７年６月期の単独業績予想について、売上高を７６億１６００万円から７７億円（前期比２５．０％増）へ、営業利益を２億６４００万円から３億４０００万円（同８６．０％増）へ、純利益を１億８８００万円から２億６４００万円（同１８．１％増）へ上方修正し、連日ストップ高比例配分となっていたイデアインターナショナル<3140.T>も新値追いとなっており、全般相場が下落するなか、好業績銘柄への物色が続いている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）