シノブフーズが後場マイナスに沈む、１７年３月期減益見通しを嫌気

　シノブフーズ<2903.T>は朝方から続伸歩調で推移していたが、午後２時過ぎごろから売り優勢となりマイナスに沈んでいる。午後２時ごろに発表した１７年３月期の連結業績予想が、売上高４５０億円（前期比１．３％増）、営業利益１１億７０００万円（同５．３％減）、純利益７億５０００万円（同６．２％減）と減益を見込んでいることが嫌気されているようだ。

　主力のコンビニエンスストア向け弁当・調理パンなどは伸長が見込まれるものの、人員不足による人件費の高騰や生産性の悪化、海苔や米価の値上がりなどが利益を圧迫するとみているという。なお、１６年３月期は、売上高４４４億１３００万円（前の期比５．４％増）、営業利益１２億３６００万円（同６．１％減）、純利益７億９９００万円（同１７．３％増）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）