パレモが反発、１月度既存店売上高は５．３％減も織り込み済み

　パレモ<2778.T>が反発。２６日の取引終了後、１月度（１５年１２月２１日～１６年１月２０日）に発表した月次売上高で、既存店売上高は前年同月比５．３％減と５カ月連続で前年実績を下回ったが、織り込み済みとの見方が強く、全般市場の堅調もあって買われている。

　暖冬の影響からアウターの動きは弱かったものの、年末年始は天候にも恵まれ、ニットやカットソーを中心とした単品の動きが活発となりアパレル事業は堅調。一方、雑貨事業においては、バッグのインセンスは好調に推移したものの、バラエティ雑貨で冬シーズン商品の動きが弱かったほか、前年に比べてキャラクターのヒット商品が少なく、全体的に低調に推移したという。なお、全社売上高は同２１．０％減だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）