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双日、次世代再生可能燃料の製造を目指すNext Renewable Fuels, Inc.に出資

配信元:PR TIMES
投稿:2023/05/29 14:47
~米国でのSAF・再生可能ディーゼルの製造事業に参画~

 双日株式会社(以下「双日」)は、100%子会社である双日米国会社(以下「双日米国」)を通じて、米国で環境負荷の少ない次世代再生可能燃料の製造を目指すNext Renewable Fuels, Inc.(本社:米国テキサス州、以下「NEXT」)に出資しました。NEXTは、米国オレゴン州ポートウエストワードに、次世代再生可能燃料を製造するプラントの建設を計画しており、2026年に商業運転を開始する予定です。


【NEXTが建設を計画する製造プラントの完成予想図】
 NEXTがオレゴン州ポートウエストワードに建設を計画するプラントでは、廃食油や植物油、動物油脂などを原料として、現在、SAF(※1)の製造方法として唯一商業化されているHEFA(※2)技術により次世代再生可能燃料の製造を目指します。SAFと再生可能ディーゼルを合わせて一日あたり最大5万バレル(約8,000キロリットル相当)、年間で750百万ガロン(約280万キロリットル相当)を製造する計画です。
 NEXTは、SAFと再生可能ディーゼル以外にも、水素やバイオメタンガスの製造事業、次世代再生可能燃料を製造するための原料調達事業などを計画しており、脱炭素に向けた幅広い取り組みを進めています。

 NEXTは、昨年11月、大手航空会社のユナイテッド航空の傘下でサステナビリティに特化したベンチャーファンドである , Ltd.から出資を受けているほか、石油大手ともパートナーシップを締結しています。双日は、すでにNEXTと提携関係にあるパートナーとも連携し、安定的な原料の供給や販路開拓などを通じてNEXTの企業価値向上を目指します。

 世界的に脱炭素化に向けた動きが加速する中、航空業界においても脱炭素化への対応が喫緊の課題となっています。国際民間航空機関(ICAO)が主導している温室効果ガス排出削減枠組であるCORSIA(※3)を通じて、国際航空輸送部門からの温室効果ガス排出量を2019年比で15%削減すべく、航空会社各社に対して排出量の削減もしくはオフセットすることが求められています。航空機からの温室効果ガス排出量を削減するためには、従来の航空燃料の代替となるSAFが必要不可欠であり、供給拡大への期待が高まっています。
 米国は、世界の航空燃料の使用量の約50%を占める一大市場であるとともに、SAFの製造を積極的に推進しており、SAFの供給・使用が世界に先駆けて拡大していくと見込まれています。

 双日グループは、2050年に向けた長期ビジョン「サステナビリティチャレンジ」のもと、事業を通じた脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいます。双日はSAFの供給拡大に寄与していくとともに、日系エアラインに対する供給体制やSAFを日本に輸入するためのサプライチェーン整備を通じて航空業界の脱炭素化に貢献していきます。

(※1) SAF(Sustainable Aviation Fuel):化石燃料由来ではない、主に廃食油やバイオマスなどを原料として製造される持続可能な代替航空燃料。従来の航空燃料より温室効果ガスを大幅に削減できると期待されている。
(※2) HEFA(Hydroprocessed Esters and Fatty Acids):植物油(菜種油・パーム油・大豆油・コーン油など)や動物油(ラードなど)、廃食油を水素化処理および脱酸素化することによって目的の炭化水素系燃料を製造するプロセス。
(※3) CORSIA(Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation):2016年のICAO総会にて採択された民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム。国際航空輸送部門全体からの排出量を2019年比85%水準に維持すべく、航空会社各社に対して排出量の削減もしくはオフセットすることの義務が課されている。


(ご参考)
【NEXTの概要】

配信元: PR TIMES
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