ワッツ、上期経常を2倍上方修正

　ワッツ <2735> が1月12日大引け後(15:30)に決算を発表。21年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の4.7億円に急拡大した。
　併せて、9-2月期(上期)の同利益を従来予想の3.7億円→7.5億円(前年同期は7.8億円)に2.0倍上方修正し、減益率が52.7％減→4.2％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の10.4億円(前期は17.3億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.6％→3.9％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当初、海外事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が大きく減少すると想定しておりましたが、足許は前期の水準には及ばないものの、想定を上回って進捗しております。加えて、国内100円ショップ事業が堅調に推移していることから、売上高は計画を上回る見込みであります。また、人件費や出店・改装費用を中心に費用が想定を下回ると見込まれ、利益についても当初予想数値から上方修正いたします。　なお、通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が不透明な状況が続いているため、前回予想数値を据え置いております。今後、修正が必要と判断した場合には、速やかに情報開示いたします。　注）業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって業績予想値と異なる場合があります。