マクドナルドが反落、上海福喜食品製チキン問題の影響で１２月期通期予想を未定へ

　日本マクドナルドホールディングス＜2702.T＞が反落。同社は２９日大引け後に今１４年１２月期の第２四半期（１～６月）累計業績を発表。連結売上高で従来予想の１２２０億円に対して１２１０億円（前年同期比６．７％減）、営業利益で４０億円に対して３５億１２００万円（同５０．３％減）と計画未達となった。
　また、通期予想については当初は、売上高２５００億円（前期比４．０％減）、営業利益１１７億円（同１．５％増）としていたが、先般の上海福喜食品製チキンを巡る問題の影響で売上高の減少が予想されることを考慮し未定とした。同社では、上海福喜食品製チキンの問題を受けてメニューの原材料の最終加工国や主要原料原産国の情報公開や品質管理体制の強化策なども同時に発表しているが、これらの施策で顧客に対する不安が解消するか注視されよう。

マクドナルドの株価は９時４５分現在２７１２円（▼５５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）