インフォＭＴが反落、サンセイコンピュータと連携も反応限定的

　インフォマート<2492.T>が反落。午前１１時ごろ、同社の「ＢｔｏＢプラットフォーム」と、サンセイコンピュータシステム（長野県・下諏訪町）が提供する「ＢｕｓｉｎｅｓｓＬｉｎｋ」がシステム連携を開始したと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。

　インフォＭＴの「ＢｔｏＢプラットフォーム」は、日々の受発注や請求業務をＷｅｂ上で行えるシステムとして、現在、７万４６２社に上る企業が利用しているシステム。一方、サンセイコンピュータシステムが提供する「ＢｕｓｉｎｅｓｓＬｉｎｋ」は、見積り・受注・発注・仕入・販売・在庫・工程までの各機能が、顧客の用途に合わせた組み合せができる個別業務システムとしてパッケージ化された基幹システムで、導入実績は２４０社以上に上るという。

　今回のシステム連携により、「ＢｔｏＢプラットフォーム」で受注したデータを「ＢｕｓｉｎｅｓｓＬｉｎｋ」に取り込み、出荷データを発送データとして取引先に送付することが可能となる。また、「ＢｕｓｉｎｅｓｓＬｉｎｋ」から出力される請求データを「ＢｔｏＢプラットフォーム」を通じて取引先に電子請求することも可能で、企業の売り上げ処理や請求業務における生産性の向上が期待されている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）