ドリームインキュベータなど大幅安、ＺＭＰ出資企業は株価の明暗分ける◇

　ジャフコ<8595.T>が一時１９０円安の３５４０円に売られたほか、ドリームインキュベータ<4310.T>がストップ安目前の５００円近い下げで２２００円台まで下落、マクニカ・富士エレホールディングス<3132.T>も一時８１円安の１３２８円まで売られるなど、１２月１９日にマザーズ上場が決まったＺＭＰへの出資企業として市場で注目を集めた銘柄に売りがかさんでいる。

　含み益に期待がかかっていたが、ＺＭＰ上場が現実化したことで「利益の試算が可能となったことが逆に売りを誘発しやすくなっている」（準大手証券ストラテジスト）という指摘がある。なお、同じくＺＭＰに出資する企業としてテクノスジャパン<3666.T>やフューチャーベンチャーキャピタル<8462.T>、ディー・エヌ・エー<2432.T>なども挙げられるが、これらは買いが優勢という状況にある。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）