関電工が反落、１７年３月期営業利益予想と期末配当予想を上方修正も利益確定売り

　関電工<1942.T>が反落。１３日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、営業利益を２２０億円から２５０億円（前期比５２．３％増）へ、純利益を１４２億円から１６１億円（同７１．１％増）へ上方修正したことが好感され買い優勢でスタートしたが、すぐに利益確定売りに押されマイナスに転じている。

　上方修正は、原価低減策のさらなる推進により、屋内線・環境設備部門を中心に収益性が向上したことが要因としている。なお、売上高は４９００億円（同９．５％増）の従来予想を据え置いている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来８円を予定していた期末配当を１０円にすると発表したが、これに対する市場の反応は限定的のようだ。年間配当は１８円となり、前期実績に対して４円の増配となる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）