鹿島は後場マイナスに転じる、通期業績予想据え置きで失望売り

　鹿島<1812.T>は後場マイナスに転じている。正午ごろ、第３四半期累計（１６年４～１２月）連結決算を発表し、売上高１兆２３７２億９１００万円（前年同期比０．９％増）、営業利益１０１３億８７００万円（同７１．０％増）と大幅増益となったものの、１７年３月期通期業績予想が、売上高１兆７８００億円（前期比２．１％増）、営業利益１２００億円（同８．０％増）の従来予想を据え置いたことから失望売りを呼んでいるようだ。

　なお、第３四半期累計業績は、首都圏の再開発案件の増加などを背景に、建設事業受注高が前年同期比４．６％増の１兆３３６１億円と順調に拡大。また、建設事業の利益率向上で完成工事総利益も増加し、大幅増益を達成した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）