清水建は後場売られる、１８年３月期の減益予想を嫌気◇

　清水建設<1803.T>が後場急落。同社が午後２時に発表した１８年３月期の連結営業利益は前期比２５％減の９６５億円と２ケタ減益見通しとなったことが嫌気された。今期配当の前期比６円減の２０円予想も嫌気された。

　１０日に発表された大林組<1802.T>の今期業績見通しは、市場予想に反して小幅ながら増益予想が打ち出され株価は上昇している。このため、清水建の決算発表にも期待が膨らんだが、減益予想が打ち出されことから目先筋の失望売りに押されている格好だ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）