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<話題の焦点>=日銀短観で買える株は? 内需・設備投資が狙い目
日銀は1日、6月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表した。
日銀短観とは、3カ月ごとに約1万社の企業を対象に行う調査。日本経済の現状を分析するうえでの価値は高く株式投資の参考にもなる。
6月の日銀短観では、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス15だった。3月調査のプラス12から3ポイント改善。市場予想(プラス12)も上回った。
また、内需系業態が多い非製造業のDIは23と3月から4ポイント改善しており、その水準も高いことが注目された。6月のDIは2007年の22も抜いている。
非製造業では、建設業のDIは3月の36に続き6月も34と高水準を維持。公共投資や再開発絡みの高水準の需要が見込め、大成建設<1801.T>や大林組<1802.T>など大手ゼネコンの良好な事業環境がうかがえる。
小売業のDIは3月の5が6月は22に跳ね上がった。宿泊・飲食サービスも17が26に急上昇している。インバウンド(訪日外国人)需要が小売りや宿泊関連のDI上昇に寄与しているとみられている。三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>やエイチ・アイ・エス<9603.T>などへの追い風が続きそうだ。
製造業では、設備投資関連が好調で生産用機械のDIが26から37に上昇。牧野フライス製作所<6135.T>やファナック<6954.T>など設備投資関連株は注目できる。
◆日銀短観の大企業DI
3月調査 6月調査
最近 最近 先行き
製造業 12 15 16
化学 16 15 11
石油・石炭製品 -11 0 17
鉄鋼 14 -3 10
生産用機械 26 37 36
造船・重機等 14 14 4
自動車 15 11 16
非製造業 19 23 21
建設 36 34 33
不動産 33 35 30
小売り 5 22 19
情報サービス 23 28 27
対個人サービス 27 24 22
宿泊・飲食サービス 17 26 22
出所:日本銀行
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日銀短観とは、3カ月ごとに約1万社の企業を対象に行う調査。日本経済の現状を分析するうえでの価値は高く株式投資の参考にもなる。
6月の日銀短観では、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス15だった。3月調査のプラス12から3ポイント改善。市場予想(プラス12)も上回った。
また、内需系業態が多い非製造業のDIは23と3月から4ポイント改善しており、その水準も高いことが注目された。6月のDIは2007年の22も抜いている。
非製造業では、建設業のDIは3月の36に続き6月も34と高水準を維持。公共投資や再開発絡みの高水準の需要が見込め、大成建設<1801.T>や大林組<1802.T>など大手ゼネコンの良好な事業環境がうかがえる。
小売業のDIは3月の5が6月は22に跳ね上がった。宿泊・飲食サービスも17が26に急上昇している。インバウンド(訪日外国人)需要が小売りや宿泊関連のDI上昇に寄与しているとみられている。三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>やエイチ・アイ・エス<9603.T>などへの追い風が続きそうだ。
製造業では、設備投資関連が好調で生産用機械のDIが26から37に上昇。牧野フライス製作所<6135.T>やファナック<6954.T>など設備投資関連株は注目できる。
◆日銀短観の大企業DI
3月調査 6月調査
最近 最近 先行き
製造業 12 15 16
化学 16 15 11
石油・石炭製品 -11 0 17
鉄鋼 14 -3 10
生産用機械 26 37 36
造船・重機等 14 14 4
自動車 15 11 16
非製造業 19 23 21
建設 36 34 33
不動産 33 35 30
小売り 5 22 19
情報サービス 23 28 27
対個人サービス 27 24 22
宿泊・飲食サービス 17 26 22
出所:日本銀行
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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