Ｂｒ．ＨＤが買い気配スタート、１対２株の株式分割と株主優待制度の拡充を発表

　ビーアールホールディングス<1726.T>がカイ気配スタート。前週末５日の取引終了後、９月３０日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性向上と、より投資しやすい環境を整えることで投資家層の拡大を図ることを目的としているという。なお、効力発生日は１０月１日。

　同時に、株主優待制度の拡充を発表したことも好材料視されている。従来は３月末時点の株主に対して、保有株数が１００株以上１０００株未満でクオカード１０００円分、１０００株以上１万株未満で同３０００円分、１万株以上で同５０００円分を贈呈していたが、１６年９月３０日以降、９月末株主に対して、保有株数が１００株以上１０００株未満でクオカード５００円分、１０００株以上１万株未満で同２０００円分、１万株以上で同３０００円分、また、３月末株主に対して保有株数が１００株以上１０００株未満で同５００円分、１０００株以上１万株未満で同２０００円分、１万株以上で同３０００円分を贈呈するとしている。

　なお、あわせて発表した第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高４５億６０００万円（前年同期比０．５％減）、営業損益１０００万円の赤字（前年同期１億３２００万円の赤字）、最終損益５１００万円の赤字（同１億５２００万円の赤字）。１７年３月期通期業績予想は、売上高２３０億円（前期比１０．５％増）、営業利益８億７０００万円（同７１．３％増）、最終利益５億８０００万円（同２２．９％増）を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）