安藤ハザマが急浮上、１７年３月期業績・配当予想を上方修正

　安藤ハザマ<1719.T>が後場終盤にプラス圏に急浮上し、連日の年初来高値更新となっている。午後２時ごろ、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を３９３０億円から３９８０億円（前期比４．９％増）へ、営業利益を２２０億円から３５７億円（同４０．２％増）へ、純利益を１３７億円から２３７億円（同５８．２％増）へ上方修正したことが好感されている。

　第２四半期までの工事の進捗状況や、採算性の向上を中心とした堅調な業績動向を考慮したという。なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１８８０億４５００万円（前年同期比８．９％増）、営業利益１４４億４０００万円（同４６．２％増）、純利益９７億３５００万円（同６８．１％増）だった。

　また従来、中間・期末各７円の年１４円としていた配当について、中間・期末各９円で年１８円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。前期の年１２円に対しては６円の増配となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）