サカタのタネは３日ぶり反発、第３四半期累計営業利益は１５．７％増で通期営業利益予想を超過達成

　サカタのタネ<1377.T>は３日ぶり反発。同社は７日取引終了後、１７年５月期第３四半期累計（１６年６月～１７年２月）の連結決算を発表。売上高は４４３億５００万円（前年同期比６．２％増）、営業利益は７６億４７００万円（同１５．７％増）、最終利益は５８億９２００万円（同２６．４％増）だった。第３四半期累計の営業利益７６億４７００万円は、通期予想の７０億円を既に超過達成している。

　国内卸売事業は、ブロッコリー、トウモロコシなど野菜種子の売り上げが好調に推移した結果、前年同期比増収となった。海外卸売事業は、ブロッコリー、トマト、カボチャ、ホウレンソウなど野菜種子の売り上げが大幅に拡大し、花種子の売り上げも増加したことから大幅な前年同期比増収となった。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いた。売上高５９４億円（前期比１．１％増）、営業利益７０億円（同４．３％減）、最終利益５２億円（同０．３％減）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）