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【井川純一の今夜も兜町で一杯】愚痴ばっかりの年の瀬です

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/26 17:00
 今日12月26日(月曜日)の日経平均株価は、31円03銭安の1万9396円64銭と小幅3日続落。様子見ムードのなかやや売り物に押される展開も、市場参加者不足のなかで下値を売り込む動も見られません。今年も残すところ相場はわずか4日、されど4日、短いようで長いよなぁ。動きのない相場に、だんだん飽きてきました。

 今日のぼんやり相場のなか、目を引いたのが半導体関連株の強さ。東京エレクトロン<8035.T>が9日続伸と上値追い波動鮮明、新値圏で強調展開、SCREENホールディングス<7735.T>も最終的にはボケちゃったけれど一時7300円まで買われました。また、アドバンテスト<6857.T>は1900円台に乗せ連日の新値となるなど半導体関連の上昇が止まりません。

 3次元NAND型メモリーの普及が加速する一方、これまでの延長で微細化投資もさらなる進化が予想されていて、製造装置メーカーには追い風が強いわね。また、これは装置株だけじゃなく、SUMCO<3436.T>信越化学工業<4063.T>などシリコンウエハーのベンダーの株価も押し上げるなど、半導体周辺で商機を膨らませる化学セクターにも物色の裾野が広がっています。
              ◆
 クリスマスが終わり、街は一気に“歳末モード”へ突入。せわしなく、新しい年を迎えるための景色に変わっている。今年は、カレンダー並びの不運で、証券業界の年末年始休暇は大晦日の31日と三が日を加え基本的には4日しかない。そりゃ、日本市場が開いているのだから商売柄仕方がないのだが、なんだか納得がいかないのは当方だけだろうかね。

 以前は、少なくとも大納会、大発会が半日立ち合いで、年末年始ムードがあった。その頃は、大納会は後場の立ち合いがないものだから、以前勤務していた株式専門紙では、いつもだったらバタバタの大引けの時間あたりに業務が終了。その後、会社の大掃除を社員でてきと~に行い、後は社内で打ち上げというのがお決まりだった。掃除が嫌な連中は兜町の取材先に挨拶に行くと称して早々に逃亡、社内の打ち上げ開始時刻の夕刻には、既に本格的に酔って帰社するという、そんな感じだった。

 なんだか、世のなか合理的になりすぎてつまらなくなったよなぁ。グローバル化する現在、24時間取引も視野に入れた動きが証券界にあるけれど、やっぱり大納会くらい半日立ち合いでいいような気がする。こんなことを書くと多方面からお叱りを受けそうだが、やっぱりそんな気がするんだよね。ああ、愚痴ばっかりの年の瀬です。

 年の暮れ、相場も蕎麦も伸びにけり……そんな感じだよなぁ。
《KC》

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ
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