34,717
日経平均株価のニュース
明日の株式相場見通し=利益確定売りマインド強まる、会期末で政策関連の発言を注視
あす(1日)の東京株式市場は、日経平均株価5日続伸の後を受け、利益確定売りのマインドが強まりそうだ。ただ、円安・ドル高傾向が継続するようだと、買い優勢となる場面もありそうだ。あすは通常国会の会期末に当たり、消費増税再延期をはじめ、複数の経済政策を巡る発言が交錯する可能性もあり、変動値幅が広がる可能性もある。
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金が2兆8740億円と大きく膨らんだのは、国際的に多くの機関投資家が指標として利用する株価指数MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の採用銘柄の入れ替えに伴うまとまった売買が取引終了間際に集中したための特殊要因で、市場エネルギー回復の兆しとはいえない」との見方が出ていた。
きょうの東京株式市場は、前日の米国株式市場休場で手掛かり材料を欠いたものの、外国為替市場での円安進行や、4月の鉱工業生産指数速報値が事前の市場予測に反して上昇したことなどが買い支援材料となり、日経平均株価終値は前日比166円96銭高の1万7234円98銭と5日続伸となった。
日程面では、通常国会会期末、1~3月期の法人企業統計、5月の新車販売台数に注目。海外では、経済協力開発機構(OECD)理事会、中国5月の製造業PMI、米5月のISM製造業景況指数、米5月の新車販売台数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金が2兆8740億円と大きく膨らんだのは、国際的に多くの機関投資家が指標として利用する株価指数MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の採用銘柄の入れ替えに伴うまとまった売買が取引終了間際に集中したための特殊要因で、市場エネルギー回復の兆しとはいえない」との見方が出ていた。
きょうの東京株式市場は、前日の米国株式市場休場で手掛かり材料を欠いたものの、外国為替市場での円安進行や、4月の鉱工業生産指数速報値が事前の市場予測に反して上昇したことなどが買い支援材料となり、日経平均株価終値は前日比166円96銭高の1万7234円98銭と5日続伸となった。
日程面では、通常国会会期末、1~3月期の法人企業統計、5月の新車販売台数に注目。海外では、経済協力開発機構(OECD)理事会、中国5月の製造業PMI、米5月のISM製造業景況指数、米5月の新車販売台数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
日経平均のニュース一覧- 来週の株式相場に向けて=自民党総裁選を経て株価は本格回復へ突き進むか 2024/09/20
- 東証投資部門別売買動向:9月第2週、外国人・現物の売越額1兆5425億円で過去最大 2024/09/20
- 東京株式(大引け)=568円高と大幅に3日続伸、米株高を追い風に買い膨らむ 2024/09/20
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅縮小 2024/09/20
- 東京株式(前引け)=前日比780円高、買い膨らみ3万8000円台に迫る 2024/09/20