大引け：外国人買い再開し、日経平均は1万0400円台を回復

　25日の東京株式市場は続伸した。大引けの日経平均株価は前日比119．31円高の1万0464．42円と2日ぶりに1万0400円台を回復した。一時は135円を超える上げ幅となる場面があった。TOPIX（東証株価指数）も続伸。米国株高から買い先行し、ジリ高基調をたどった。朝方から欧州年金系やヘッジファンドなど外国人の買いが流入した。

　ほぼ全面高。一時、東証1部の値上がり銘柄数は1400に達する場面があった。特に新規の材料が出たわけではないが、買いが継続し、午後2時には売買代金は1兆0871億円と1兆円を突破した。後場はこの日の高値圏でのもみ合いとなった。

　前週末から踊り場・調整局面入りを予想する向きが多かったが、外国人投資家の買いが再開したほか、個人投資家の押し目買意欲が根強いことから、「下値はある程度限られる」との見方が出ている。

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