ドル円、イベント控え底堅い。

著者:遠藤寿保
投稿:2015/11/30 09:39

マーケットコンディション

先週末のドル円は、122.56円で始まると、東京時間は前日の感謝祭後の動き継続となるなか、仲値では122.73円まで上昇するが、全体的には小動きで終始した。ロンドン時間になると、上海総合指数が大引けにかけて6%超安の急落となると、リスク回避の円買いから、ドル円は122.29円まで下押ししたが、122円台半ばまで買い戻しが入った。NY時間になると、NY市場が感謝祭翌日で短縮取引となり、流動性が低下するなか、高値圏でのもみあいとなり、122.80円でクローズをむかえた。

ドル円、イベント控え底堅い。

今週は、12/3のECB理事会、12/4米国雇用統計、再来週には12/15・16FOMCとビッグイベントがまっている。マーケットは買い意欲が旺盛で、買い材料待ちといった感じだ。日柄で気になるのは、日足ベースの一目均衡表の雲のネジレが、4営業日目と今週のイベントと重なる。雲のネジレが必ず変動するという事はないが、変化日となったケースは多くみられる。流れに逆らわず、122円割れくらいのリスクを取りながら、押目買いか。

☆戦略

買い

注)本日の予想は11月30日9:35寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、
実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想