週明け日本時間早朝に、ギリシャ国民投票(95%開票)で緊縮財政反対が過半数を超えるというニュースを受け、ドル円・ユーロドル・ユーロ円等、窓を開けて下落。ドル円は、先週終値122.70円から121.86円と約0.84円値をさげ戻りを見せていた、先週月曜日の約1.80円の下落よりは、下げ幅が少なかった。ドル円はこの122円というラインが大きな防波堤となっているようだ。注目は、これから始まる
日経平均であり、その後の欧州株・米国株と、ギリシャ・セカンドインパクトがどれくらいの影響を与えるかにかかってくる。
株価が下落すると、リスク回避の円買いになりやすく、122円を割込んで下値の目途とする121.55円(5/14の安値118.88円から6/5の高値125.85円の61.8%押し)を割込むと、ストップロスを絡め120円台ということもあり得る。先週同様に、一週(東京・ロンドン・NY)様子を見る必要がありそうだ。