東京株式(前引け)=日銀決定会合前に買い手控え

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/22 11:54
 22日前引けの日経平均株価は前日比30円安の2万172円と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は10億3915万株、売買代金概算は1兆1771億8000万円。値上がり銘柄数は770、対して値下がり銘柄数は947、変わらずは165銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、買い優勢でスタートしたものの、買い一巡後は上値の重さが意識されマイナス圏に沈んだ。前日の米国株市場が方向感を欠いたことで、前日まで日経平均が5日続伸している東京市場でも利益確定売りの動きに押される展開に。為替が1ドル=120円台後半でやや円高含みに推移していることや、きょう結果が判明する日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。ただ、下値では押し目買いが入り下げ幅も限定的。
 個別ではソフトバンク<9984.T>が買われ、ダイキン工業<6367.T>東エレク<8035.T>も高い。三陽商会<8011.T>が急伸、新東工<6339.T>、竹内製<6432.T>も値を飛ばした。日本エンター<4829.T>も商いを伴い急伸。半面、西武HD<9024.T>が急落、すかいらーく<3197.T>も大幅安。パイオニア<6773.T>が値を下げ、タカラレーベン<8897.T>も安い。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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