米ＧＤＰとＦＯＭＣ結果待ち・・・・・

ドル円は揉み合い継続・・・・・

　昨日のドル円は、日本国債格下げの報道により、円売りが強まる局面も見られましたが、米サービス業ＰＭＩが予想を下回った事を切っ掛けに、ドルが売られ、結局、119円丁度付近で揉み合う展開となりました。

　今日の米国時間には、ケースシラー住宅価格指数とカンファレンスボード消費者信頼感指数の発表が予定されており、特に後者が強めの数字となれば、一時的にドルが強含む可能性は高そうです。

　しかし、市場の関心は、既に明日発表予定の米・1Ｑ・ＧＤＰ速報値とＦＯＭＣの声明文発表に移っており、ドル円は方向感の定まらない展開が続くものと思われます。

　一方、ユーロドルは、バルファキス財務相を交渉担当から外す等の措置により、ギリシャの支援協議が進展するとの期待が多少強まっており、これがユーロ買い・ドル売りにつながっており、目先、ドルの上値が一段と重くなれば、ドル円の上値も抑制されそうです。