■ドル/円:週足ベースの「実体部」を上抜すると更に買い意欲強まる?

著者:平野朋之
投稿:2015/03/31 13:30

★★本日「陽線引け」なら、上昇力増す可能性★★

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■皆様、いつも当ページに訪問頂きありがとうございます。


■昨日のドル/円は、大きな材料があったという認識は
ないのですが、ロンドンタイム以降、「買い」が集中し、
30分足ベースのチャートを確認しても高値を更新、
NYクロース時点でも120円を超える展開となっています。



■今週は、明日のADP雇用統計、また週末の雇用統計も
控えている中で、早めのポジション調整&構築が進んで
いる影響があります。



■仮に、週末の雇用統計で「市場予想値」を下回る結果に
なると、昨日からの買いポジションの決済も加速する可能性
がある為に、はやり追いかけてポジションを構築する
よりも、大きな流れを確認することが先決です。



■チャートは、日足チャート上に「週間足ベース」の
平均足(改良版)を表示しています。


先週はこの平均足(週間足:青)よりも下で推移して
していた為、「戻り売り」が優勢でしたが、現在はこの
「実体部」を上抜ける可能性も出てきました。


また、本日は統計上「陽線」で引ける確率が高い為、仮に
陽線引け」となった場合は、この平均足(週間足:青)を
超えることから、ドル買い優勢の流れに転換することも
考慮してポジションを構築することが大切です。



■ただし、週末には大きなイベントが控えていることから、
当日のトレードは、その時のトレンドを確認をすることも
忘れないでください。



平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想