ドル高、ユーロ安の展開続く中、ユーロか重要ポイント下割れに

著者:平野朋之
投稿:2015/02/27 10:46

ドル/円は上値が重いももの、「押し目買い」優勢に・・・

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みなさま、こんにちは。

訪問頂き有難うございます。




■ドル/円チャートのみをみてしまうと、118円レベルで
「買い」、119円前半レベルでは「売り」という逆張り
戦略が有効な展開が続き、120円への上値が重い印象を
受けますが、売ら過ぎのユーロが更に「下値」を試す
動きが継続すると、ドル買いにも勢いがでてきそうです。




■昨夜は、米経済指標の結果が良かったということ、
またFRB高官の発言で早期利上げ観測が浮上等々の材料は
ありましたが、それほどドル買いになる材料ではなく、
結局は今現在の「トレンド」に沿って動いていると
いう印象です。




■チャートは「ドル/円の日足」に大きな流れを
確認する為に「週間足」、そして「ユーロ/ドル」も
同時に比較してみます。

下の「ユーロ/ドル」は一足先に重要ポイントを下抜け
しています。目先は売られ過ぎで自立反発の可能性が
ありますが、週間足ベースの「平均足」が一貫して「陰線(赤)」が
継続していることからも、引き続き「戻り売り」が優勢です。


「ドル/円」はトレンドが発生しているとは思って
いませんが、本日で「週間足ベースの平均足」は本日で
2週連続で「陽線」となる為、「押し目」は狙いたい展開です。



来週も宜しくお願い致します。


平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想