来週の株式相場見通し=好環境続き買い優勢、円安トレンドには妥当性
来週(22~26日)の東京株式市場は、米国をはじめ海外株市場の好調と円安環境を背景に買い優勢の地合いが続きそうだ。
日経平均株価は昨年末の高値を上抜き、6年10カ月ぶりの高値水準に到達、因縁場の1万6000円を突破したことで上値が軽くなっている一方、目先的にはスピード警戒感からの売りも出やすい。
問題は株価上昇のデュアルエンジンとなっている米株高と今の円安環境が続くかどうかだ。米国市場は好景気に加え、利上げまでのモラトリアムを好感した強気相場が続いているが、基本的には金融相場の色彩が強く、当面変調をきたしそうにない。また、為替についても、日銀は超緩和的環境を継続する構えを示しており、出口を探るFRBとの政策方向性の違いから、日米金利差拡大の思惑を背景とした円安トレンドの継続に妥当性は見いだせる。東京市場の先高期待も基本的に失われにくい環境だ。
日程面は、まずIPO関連でジェネレーションパス<3195.T>が24日、リボミック<4591.T>が25日、いずれもマザーズ市場に上場。22日は8月の全国スーパー売上高、コンビニ売上高、海外では米中古住宅販売件数も予定される。23日は、8月のHSBC中国製造業PMI速報値や、9月のユーロ圏PMI、米製造業PMI速報値が発表される。24日は8月の米新築住宅販売件数、25日は8月の米耐久財受注額など。26日は4~6月期の米実質GDP確定値が発表見通し。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日経平均株価は昨年末の高値を上抜き、6年10カ月ぶりの高値水準に到達、因縁場の1万6000円を突破したことで上値が軽くなっている一方、目先的にはスピード警戒感からの売りも出やすい。
問題は株価上昇のデュアルエンジンとなっている米株高と今の円安環境が続くかどうかだ。米国市場は好景気に加え、利上げまでのモラトリアムを好感した強気相場が続いているが、基本的には金融相場の色彩が強く、当面変調をきたしそうにない。また、為替についても、日銀は超緩和的環境を継続する構えを示しており、出口を探るFRBとの政策方向性の違いから、日米金利差拡大の思惑を背景とした円安トレンドの継続に妥当性は見いだせる。東京市場の先高期待も基本的に失われにくい環境だ。
日程面は、まずIPO関連でジェネレーションパス<3195.T>が24日、リボミック<4591.T>が25日、いずれもマザーズ市場に上場。22日は8月の全国スーパー売上高、コンビニ売上高、海外では米中古住宅販売件数も予定される。23日は、8月のHSBC中国製造業PMI速報値や、9月のユーロ圏PMI、米製造業PMI速報値が発表される。24日は8月の米新築住宅販売件数、25日は8月の米耐久財受注額など。26日は4~6月期の米実質GDP確定値が発表見通し。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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