リスク回避は一服だが…
※ご注意:予想期間は7月24日と表示されていますが、本日(7月23日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
地政学的リスクを背景としたリスク回避は一服となり、昨日も17日に構築された円買いポジションを解消する動きが昨日も先行しました。このためやや上値を拡大する展開でしたが、「101.50-60円」に控えるドル売りオーダーをこなしきることができませんでした。
注目の米消費者物価指数は8ヶ月連続の上昇(+0.3%)となったものの、コアが予想を下回り(+0.1%)ました。この影響で早期の利上げ期待は後退となり、米10年債利回りの急低下(2.500%⇒2.458%)につれて、ドル円は上値を削っていきました。もっとも年率換算(+2.1%)はインフレ警戒を完全に後退させるほどではなく、その後に発表された米中古住宅販売件数が予想を上回ったこともあって、買い戻されていきました。こうして上値も下値も限定され、レンジから脱却する気配が見られないまま、昨日の取引を終えています。
地政学的リスクを背景としたリスク回避は一服となり、昨日も17日に構築された円買いポジションを解消する動きが昨日も先行しました。このためやや上値を拡大する展開でしたが、「101.50-60円」に控えるドル売りオーダーをこなしきることができませんでした。
注目の米消費者物価指数は8ヶ月連続の上昇(+0.3%)となったものの、コアが予想を下回り(+0.1%)ました。この影響で早期の利上げ期待は後退となり、米10年債利回りの急低下(2.500%⇒2.458%)につれて、ドル円は上値を削っていきました。もっとも年率換算(+2.1%)はインフレ警戒を完全に後退させるほどではなく、その後に発表された米中古住宅販売件数が予想を上回ったこともあって、買い戻されていきました。こうして上値も下値も限定され、レンジから脱却する気配が見られないまま、昨日の取引を終えています。