<私の相場観>=SMBC日興証券・株式調査部部長 西 廣市氏
全般相場は短期的な過熱感から売りに押されていたが、健全な調整とみてよさそうだ。日経平均は昨年の大納会まで9連騰で、この間の上げ幅は1000円を超え、上昇率にして7.5%に達した。また、今週末に米雇用統計発表と、オプションSQを控え、目先はやや行き過ぎて買われた反動が出た。
中期的な見地に立てば先高期待は強い。世界経済の改善が続いていることや、米国量的緩和の縮小も景気に配慮した緩やかなもので、世界ベースでの過剰流動性期待は継続している。為替は足もと円高修正一服となっているが、企業の想定レートとの比較では十分な伸びシロがあり、円安メリットを享受できることに変わりはない。
株式市場は、NISAを追い風とした個人投資家資金の市場回帰に加え、外国人投資家の買い越し基調も続いているとみられる。また、売買高も厚みを増しており、1月7日現在10日連続で、出来高25億株以上、売買代金2兆円以上をキープしている。こうした好環境のなか、日経平均の当面のレンジとしては1万5500~1万6500円を想定している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
中期的な見地に立てば先高期待は強い。世界経済の改善が続いていることや、米国量的緩和の縮小も景気に配慮した緩やかなもので、世界ベースでの過剰流動性期待は継続している。為替は足もと円高修正一服となっているが、企業の想定レートとの比較では十分な伸びシロがあり、円安メリットを享受できることに変わりはない。
株式市場は、NISAを追い風とした個人投資家資金の市場回帰に加え、外国人投資家の買い越し基調も続いているとみられる。また、売買高も厚みを増しており、1月7日現在10日連続で、出来高25億株以上、売買代金2兆円以上をキープしている。こうした好環境のなか、日経平均の当面のレンジとしては1万5500~1万6500円を想定している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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