<私の相場観>=松井証券・シニアマーケットアナリスト 窪田 朋一郎氏
9月相場は注目スケジュールが多い。今週は6日に8月の米雇用統計発表を控えるほか、7日には2020年夏季オリンピックの開催地が決定する。仮に東京招致が決まれば、内需株にとって息の長いテーマとなることが予想される。
マーケットの最注目イベントは、やはり17~18日に予定されるFOMCだ。ここで量的緩和縮小に踏み込むかどうかだが、もし踏み込んだとしても、(その規模にもよるが)アク抜け感から9月下旬~月末にかけて東京市場は上値指向となるとみている。
また、国内で注目されるのは消費増税に関わる議論。その結論が大詰めを迎えており、少なからず株価の変動要因となる。
日経平均は1万4200円近辺が抵抗ラインとなっており、まず、ここを明確に上抜けるかがポイントだ。気になるのは2兆円台に届かない売買代金の乏しさだが、これが厚みを帯びてくることが上昇トレンド再開の条件である。
東京市場への投資マネー回帰が本格化するのは、FOMC通過後とみており、商いの増加に合わせ、1万4000円台後半に向けて戻り足が強まりそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
マーケットの最注目イベントは、やはり17~18日に予定されるFOMCだ。ここで量的緩和縮小に踏み込むかどうかだが、もし踏み込んだとしても、(その規模にもよるが)アク抜け感から9月下旬~月末にかけて東京市場は上値指向となるとみている。
また、国内で注目されるのは消費増税に関わる議論。その結論が大詰めを迎えており、少なからず株価の変動要因となる。
日経平均は1万4200円近辺が抵抗ラインとなっており、まず、ここを明確に上抜けるかがポイントだ。気になるのは2兆円台に届かない売買代金の乏しさだが、これが厚みを帯びてくることが上昇トレンド再開の条件である。
東京市場への投資マネー回帰が本格化するのは、FOMC通過後とみており、商いの増加に合わせ、1万4000円台後半に向けて戻り足が強まりそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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