<株式トピックス>=日経平均株価405円高をどう見る
3日の東京株式市場は、前日の欧州株上昇や円安進行を受けて買いが先行し、全面高の展開。日経平均株価終値は、前日比405円高の1万3978円と高値引けで大幅続伸となり、前日と合わせた2日間の上昇幅は589円に達した。米国によるシリアへの軍事介入が9日以降に先送りされたことや、海外市場の堅調な株価などを背景に、円相場が約1カ月ぶりの安値水準となる1ドル=99円台半ばまで進行、東京市場でもリスクオフからの巻き戻しが加速した。
しかし、市場関係者の間では、きょうの株価大幅上昇が、直ちに本格的な反転上昇相場に発展するという楽観的な見方は少ないようだ。シリア情勢は先送り状態となっているものの、近日中にもオバマ米大統領の決断により事態が大きく動く可能性がある。また、米量的緩和縮小についても、時期に幅はあるものの、リスクを伴う投資対象からの資金引き上げの動きが継続することに変わりはない。また、3日の日経平均株価は前日比405円高と急騰したものの、東証1部の売買代金は1兆9565億円と2兆円を上回ることができず、結局17日間連続の2兆円割れが続いている。
ただ、テクニカル面では、5月高値の1万5942円と7月高値の1万4953円をトレンドラインで結んだ延長線や、一目均衡表の抵抗帯の上限など上昇転換示唆するために必要な複数指標が1万4100~1万4200円水準に集まってることから、売買代金のボリュームを伴ってこのゾーン上抜けば、本格的な上昇トレンドが見えてくることになる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
しかし、市場関係者の間では、きょうの株価大幅上昇が、直ちに本格的な反転上昇相場に発展するという楽観的な見方は少ないようだ。シリア情勢は先送り状態となっているものの、近日中にもオバマ米大統領の決断により事態が大きく動く可能性がある。また、米量的緩和縮小についても、時期に幅はあるものの、リスクを伴う投資対象からの資金引き上げの動きが継続することに変わりはない。また、3日の日経平均株価は前日比405円高と急騰したものの、東証1部の売買代金は1兆9565億円と2兆円を上回ることができず、結局17日間連続の2兆円割れが続いている。
ただ、テクニカル面では、5月高値の1万5942円と7月高値の1万4953円をトレンドラインで結んだ延長線や、一目均衡表の抵抗帯の上限など上昇転換示唆するために必要な複数指標が1万4100~1万4200円水準に集まってることから、売買代金のボリュームを伴ってこのゾーン上抜けば、本格的な上昇トレンドが見えてくることになる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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