◆26日の米株式市場の概況 NYダウ3日ぶり反落 国務長官会見きっかけに下げに転じる
26日の米株式市場はNYダウが3日ぶりに反落し、前週末比64.05ドル安の1万4946.46ドル、ナスダック総合指数が同0.22ポイント安の3657.57で取引を終了した。7月の米耐久財受注が低調な結果となったことから、米国の量的緩和策の早期縮小への警戒感が後退したことで、午前中は堅調に推移した。しかし、ケリー国務長官が午後の記者会見で、中東シリアのアサド政権が内戦で市民に対して化学兵器を使用したとの見方を示して、強く非難するとともに、「オバマ大統領は(シリアに)責任をとらせる決意だ」と述べたことから米国による軍事介入が警戒され、リスク回避の姿勢から売りが優勢となり、指数は下げに転じた。なお、出来高概算はニューヨーク市場が5億4613万株、ナスダック市場が13億7631万株だった。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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