来週の株式相場見通し=日経平均は底堅い推移、米景気回復が追い風
来週(8~12日)の東京市場は、日経平均株価が底堅い推移となりそうだ。想定レンジは1万3900~1万4600円とする。5日に発表される米6月の雇用統計の内容に左右される可能性はあるものの、市場関係者からは「米経済の見方として、金融緩和縮小への警戒感よりも、景気回復で得られるメリットを重視する方向にシフトしはじめているようだ」との指摘も出ており、為替や株価へのマイナス影響は限定的といえそうだ。また、外国人投資家の日本株買いに復活の兆しがみえはじめたことも追い風となりそうだ。
5日の東京株式市場で投資家心理を改善させたのは、4日のドラギECB(欧州中央銀行)総裁発言。ECBはこれまで金融政策を事前に予告しないとしてきたが、ドラギ総裁は方針転換し、当面は低金利政策を続けるとした。これを受けて欧州株が大幅反発。東京市場にもリスクオンの機運が高まり日経平均株価終値は1万4300円台を回復した。
日程面では、5月の国際収支、6月の景気ウオッチャー調査(8日)、6月の工作機械受注(9日)、日銀金融政策決定会合(10~11日)、6月の国内物価指数、6月の消費者態度指数(10日)、5月の機械受注、6月の東京都心オフィス空室率(11日)、5月の鉱工業生産確報値、株式オプションSQ算出日(12日)に注目。海外では、ユーロ圏財務相会合、米5月の消費者信用残高(8日)、中国6月の消費者物価・同生産者物価(9日)、バーナンキFRB議長の講演(11日)、米6月の生産者物価(12日)が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
5日の東京株式市場で投資家心理を改善させたのは、4日のドラギECB(欧州中央銀行)総裁発言。ECBはこれまで金融政策を事前に予告しないとしてきたが、ドラギ総裁は方針転換し、当面は低金利政策を続けるとした。これを受けて欧州株が大幅反発。東京市場にもリスクオンの機運が高まり日経平均株価終値は1万4300円台を回復した。
日程面では、5月の国際収支、6月の景気ウオッチャー調査(8日)、6月の工作機械受注(9日)、日銀金融政策決定会合(10~11日)、6月の国内物価指数、6月の消費者態度指数(10日)、5月の機械受注、6月の東京都心オフィス空室率(11日)、5月の鉱工業生産確報値、株式オプションSQ算出日(12日)に注目。海外では、ユーロ圏財務相会合、米5月の消費者信用残高(8日)、中国6月の消費者物価・同生産者物価(9日)、バーナンキFRB議長の講演(11日)、米6月の生産者物価(12日)が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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