為替:1ドル100円台乗せ=「米出口戦略意識の動きも」、外為オンライン・佐藤正和シニアアナリスト
10日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=100円台後半へ下落。円は対ドルで2009年4月以来、約4年1カ月ぶりとなる1ドル=100円台乗せを記録した。この要因には9日に発表された先週分の米・新規失業保険申請数が32万3000件と2008年1月以来の低い水準となったことがある。また、「米国の量的金融緩和(QE)の出口戦略の動きも背景にあるだろう」と外為オンラインの佐藤正和シニアアナリストは指摘する。米フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が9日に量的緩和の縮小に対して前向きな見解を示したことが、ドル高・円安の一因とも指摘されている。米景気回復を背景に「今年9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小が打ち出される可能性も」と佐藤氏は指摘している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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