あす(10日)の株式相場見通し=日経平均株価は反発、高値警戒感も売り控え持続
あす(10日)の東京株式市場は、売り買いが交錯する展開ながら、日経平均株価は反発することになりそうだ。9日の東京株式市場は、朝方は日銀の「量的・質的緩和」導入を背景とした円安・ドル高の進行を追い風に高く始まったものの、その後は伸び悩み。後場は前日終値を挟んでのもみ合い推移となった。日経平均株価終値は、前日比24銭安の1万3192円とわずかながら5日ぶりに反落した。
市場関係者は「1ドル=100円寸前まで進行した円安・ドル高を頼りに買い進んだものの、円安に歯止めが掛かると、過熱感が頭をもたげて売りが優勢になる。上値の重さは誰しも意識しているが、円が急速に円安・ドル高に進行する可能性を常時考慮しているため、思い切った売りの行動は取れない状況」と指摘している。
日程面では、3月の銀行貸出・資金吸収動向、2月の産業機械受注額、2月の環境装置受注額、原子力規制委員会に注目。海外では、G8外相会議(ロンドン、~11日)、米予算教書、米3月の財政収支、米3月の穀物需給、中国3月の貿易統計が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
市場関係者は「1ドル=100円寸前まで進行した円安・ドル高を頼りに買い進んだものの、円安に歯止めが掛かると、過熱感が頭をもたげて売りが優勢になる。上値の重さは誰しも意識しているが、円が急速に円安・ドル高に進行する可能性を常時考慮しているため、思い切った売りの行動は取れない状況」と指摘している。
日程面では、3月の銀行貸出・資金吸収動向、2月の産業機械受注額、2月の環境装置受注額、原子力規制委員会に注目。海外では、G8外相会議(ロンドン、~11日)、米予算教書、米3月の財政収支、米3月の穀物需給、中国3月の貿易統計が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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