<私の相場観>=インベストラスト・代表取締役 福永 博之氏
当面の相場をみる上でポイントとなるのは、まず27日の配当権利落ちの分(日経平均株価で100円程度)を当日ないしは今週中に埋めることができるかだ。また、もう一つは為替が年度末特有の海外資産を日本に戻すための円買い需要の発生もあり円高傾向にあるが、4月以降に円安傾向に戻れるかだろう。
特に黒田日銀新総裁の下で開催される4月3日~4日の金融政策決定会合で市場の期待通りの大胆な金融緩和策が採られることが重要だ。これらの条件が整えば4月後半にかけて日経平均株価は1万3000円まで上昇が継続するとみている。
また、4月後半以降、一段高になるかどうかはこのあたりから始まる3月期決算発表で円安効果や世界景気の回復見通しから、14年3月期の経常利益予想が20%以上の増益になることがポイントだ。これらの条件が整わず調整に入った場合の下値メドは1万1500円程度だろう。
物色動向としては円安と米国景況感の改善から自動車セクターが注目されよう。また、春闘でのボーナス増加などから、内需系小売セクターも買われそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
特に黒田日銀新総裁の下で開催される4月3日~4日の金融政策決定会合で市場の期待通りの大胆な金融緩和策が採られることが重要だ。これらの条件が整えば4月後半にかけて日経平均株価は1万3000円まで上昇が継続するとみている。
また、4月後半以降、一段高になるかどうかはこのあたりから始まる3月期決算発表で円安効果や世界景気の回復見通しから、14年3月期の経常利益予想が20%以上の増益になることがポイントだ。これらの条件が整わず調整に入った場合の下値メドは1万1500円程度だろう。
物色動向としては円安と米国景況感の改善から自動車セクターが注目されよう。また、春闘でのボーナス増加などから、内需系小売セクターも買われそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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