午後:債券サマリー 先物は続伸、株高受け午後は買い鈍る
22日の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸。午前中は前日からのリスクオフの流れを引き継ぎ堅調に推移したが、午後に入り中国株高などを受け買いの勢いは鈍った。
先物は朝方に144円60銭と昨年12月13日以来、約2カ月ぶりの高値を記録したが、午後に入りやや伸び悩んだ。ただ、週末のイタリア総選挙などを控え警戒感は残っている。
特に、現物債市場では5年債の利回りは0.130%と過去最低水準にある。新総裁就任後の日銀の金融政策では資産買入等基金の買い入れ年限延長も予想されており、5年債には需給面の好影響が見込まれている。また、金融機関が日銀に預けている当座預金の超過準備に付く金利(付利)の撤廃を予想する見方もあり、「銀行は当座預金から資金を引き上げ短中期国債を買っている」(市場関係者)という声も出ている。
先物3月限は144円53銭で始まり、高値は144円60銭、安値は144円46銭、終値は前日比7銭高の144円50銭。出来高は3兆2958億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の0.725%、20年債は同0.020%低下の1.725%、30年債は同0.025%低下の1.915%だった。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
先物は朝方に144円60銭と昨年12月13日以来、約2カ月ぶりの高値を記録したが、午後に入りやや伸び悩んだ。ただ、週末のイタリア総選挙などを控え警戒感は残っている。
特に、現物債市場では5年債の利回りは0.130%と過去最低水準にある。新総裁就任後の日銀の金融政策では資産買入等基金の買い入れ年限延長も予想されており、5年債には需給面の好影響が見込まれている。また、金融機関が日銀に預けている当座預金の超過準備に付く金利(付利)の撤廃を予想する見方もあり、「銀行は当座預金から資金を引き上げ短中期国債を買っている」(市場関係者)という声も出ている。
先物3月限は144円53銭で始まり、高値は144円60銭、安値は144円46銭、終値は前日比7銭高の144円50銭。出来高は3兆2958億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の0.725%、20年債は同0.020%低下の1.725%、30年債は同0.025%低下の1.915%だった。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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